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続々・・4月のわたし [島での出来事]

作業着でも素敵で、高倉健似で、恋愛には発展しないだろうと思う男性のことですが、言葉で優しさを表すというよりも、動きが優しいひとでした。

あの時わたしは腰痛が激しく、学校までの10分を歩くのがやっとだった日もありました。

買い物で歩けなくなり、バスにやっと乗り、バス停からやっと歩いたこともありました。

わたしが腰痛持ちだという雑談をキャッチしてくれて、率先して、重いものをやたしの代わりに運んでいた作業着姿を忘れられないでしょう。

粘土が重く、固くて、うまく手がうごかなかいときも、手を添えてくれていました。

いままでみてきた講義にはなかったです。

わたしの問題かもしれないですが、粘土の固まりに水を足しながら、
こねていく作業があったとき、その形状が男性自身に感じました。
固まりの上部に手でくびれをつくるようなことをしていたときです。

その男性が粘土に触れているのをみていて、粘土が女性にみえてきました。

たくさんの大学教員と仕事で関わってきたなかで、はじめてのタイプでした。インテリなのに、論文を書く分野ではないからなのか、なんというか、理屈をこねない、運動を科学している文武両道のひとたちとも違うし、なにかすっきり癒されました。

今はあの町では暮らせるようになるとは思えません。
いままでの誰でもなく、こういうひとがいるんだと気づいた感じです。
ああ、これだみたいな…

求人誌上に掲載されている仕事探しを懸命にしていたとき、
自分の人生上に現れたのは素敵さも夢もない男性でした。
自分がしていることを変えたら、現れる男性も変わるのでしょう。
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共通テーマ:恋愛・結婚

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