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五感ではじまった恋 [島での出来事]

一連の現象にまた立ち戻っています。
いつまでもこの現象に夢中になれて、いろんなことが犠牲になっていくので、
この現象を魔性の現象と呼ぶことにしました。

一連の現象とは、
_結婚するかもしれないというよくある直感みたいなものがあった男性がいたことです。
もっと驚いたのは、頭のなかに作り込まれていたと思われる、
モンタージュとあなたの顔立ちが符号していたことです。
つるんと頭の中に、一枚の用紙が滑り込んできたのを覚えています。

この現象からわたしはずいぶん考えました。
ここにもいろいろ書きました。
この現象をもとに本格的に学問としてとりくめば、おもしろいかもしれないと思い、
住めない町で研究できないかと指導教員に相談して間もなく休学しています。

一連の魔性の現象には男性が関係していました。
当時、この男性がバツイチで一児の父だという噂話を先に聞いていましたが、
男性本人が、職場で、休みの日なにもすることがない、
どうせ一人でパチンコなんかしてるだけ…と誰かと話していたというところから、
パチンコ王子と名づけました。
結局は、心を揉んだような事実はなかったのです。

サインのあった男性で、三人目の作業着でも素敵で…の男性まできて、
バツイチで一児の父に辿り着くことになっていたということだったのかなとふと思いました。
作業着でも素敵で…の男性が、実際にバツイチなのかは不明です。

三人目の作業着でも素敵で…の男性に辿り着いた理由は、砂の感触が忘れられなかったからでした。
感触が忘れられなかったので、砂と五感を結び付けた内容にしました。
砂と五感に関する研究をするために、住めない町に行くことになったのですが、その指導教員が生理的に無理だったので、
封印していた一連の現象を引っ張り出してこざるを得なくなりました。

この現象を研究できるんじゃないと言ってくれたのが、アメリカで博士号を取得した指導教員でした。
アメリカで博士号を取得した指導教員は何かとわたしの目の前に現れる人物でした。
有名な先生だとも知らず、たまたま隣に座ったことで話が盛り上がり、面白い先生がいるなと思いました。

砂なのですが、小学5年生のとき、グランドで立っていると誰かが踏みならす砂の音が心地よくて、
その人と同じ靴を手に入れて、砂の音を確かめていました。

砂に関連すると考えて、作業着でも素敵で…の男性が教える、粘土を使う週末の習い事に興味をもちました。
交際もしていないのに、五感の中でも触覚に何かが残る男性は珍しいと思います。
職業柄、作業着でも素敵で…の男性にとっては、当たり前のことだったのでしょうが…。
五感に呼び寄せられたように今は感じているところです。

わたしが学生の頃から思い当たることがあります。
_電話ではじまった恋は、電話で終わる
_メールではじまった恋は、メールで終わる
今風なら、
_LINEではじまった恋は、LINEで終わる
そうすると、
_五感ではじまった恋は、五感で終わる
作業着でも素敵で…の男性とは五感ではじまった気がします。

でも、研究するのはやめて、小説にするのはどうかと考えています。
データはこのブログにありますし、日記もあります。

十年前には何もアイデアが浮かばず、一作品だけ完成させて、それっきりになりました。
なぜ、今なのかという疑問を持ちながら、さまざまな文学賞の締め切りを気にしながら、
どこに出すのが適切なのかと考えています。

一連の魔性の現象を題材にするとあらすじ不要の文学賞が合う気がします。

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