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PTSD級 [島での出来事]

10年もの間、小説らしきものを全然書いていなかったのに、住めない町から戻ってきて、しばらくして、書けるようになったのが、なぜなのか知りたくなります。

それまでの想定世界assumption worldを崩壊させるような出来事があり、その結果、Posttraumatic growth(PTG)が起きたとするのが妥当かと考えてみました。

この概念の研究をしている宅先生のHPには、こうあります。
PTGがどんなふうにして起きるのかを説明した理論モデルでは,出来事が起きるまでに自分が信じてきたたくさんのことが激しく揺さぶられ,自分の人生や人間関係などいろいろなことを問い直さざるを得ないような経験をすることが,PGTにとって大きな影響を与えると説明されている.この「自分が信じてきたことが揺さぶられる」という経験の「揺さぶられ度合い」を測定することはとても難しく,議論は今も続いている.

作業着でも素敵で…の男性と五感が触れ合ったときに、その場ではすぐに言葉にはならないようなものが瞬間的にわいたのだと思います。
その言葉にはならないようなものは想定していたものとは違う、受け入れ難いPTSD級のものだったのかもしれません。

・すでに中学三年生の息子がいること
・最終的には伴侶になるが、プロセスがしんどい可能性が大
・住めない町に住むこと

受け入れ難いものは、この3点ではないかと思います。

わたしが想定していた世界の結婚は、おそらく、次の通りです。

・相手は婚姻歴のない男性
・住める町にいるひと
・プロセスはシンプル

作業着でも素敵で…の男性は、受け入れ難いもの以外は、わたしの願望をほとんど叶えているような人物だと推測しています。

これまでみてきた離婚経験者は、別れた後も、関わりをもっているひとも多かったのです。

それでもいいという強いものが根付く前に、住めない町をあとにしています。

住めない町に戻ることもできるようにしておいたらいいと大学教員の友人に言われたことが響いています。

彼女には、特にこのことは話していません。
話さずにいたいと思います。
昔なら、真っ先に話していたのに…。
大学というフレームがとれれば、話せるかもしれません。

そのフレームがあることで、出逢えたひとなのですが、
先があるなら、人目を忍ぶことも必要です。

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共通テーマ:恋愛・結婚

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