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〆のスーツの途中 [地元での出来事]

もうやめようとしてから、これで終わりにしようと、〆のスーツで説明会に参加しました。
もう、引き返せないのです。
お目当ての先生と面談しました。
研究計画書を差し出し、目を通してもらいました。
「資格取得しないで、研究をメインにするのは?」
この言葉で、この数年間が報われました。
「若かったら、ぜひ、そうしたいのですが…資格取得しておいた方がいいと考えています」
こう返しました、私は。

地元の大学院は連戦連敗だった大学院よりランク高です。
ここでこの言葉をきけるとは思いもしませんでした。
しかしながら、まだ、合格したわけではありません。

資格取得がメインの受験生は、どこかに合格したら、それで解決していたみたいです。
私は自分の研究計画書にこだわり続けて、
もはや計画書ではなく、論文になっていたことに気づきました。
もっと、やりたいことを自分の言葉で書いてみたほうがいいと助言されました。
たぶん、ほって置いても堅苦しくなるものだからでしょうか。

説明会の日に、東京から来た彼女と会う約束をしておきました。

翌日、久しぶりの彼女は、私が説明会に参加したばかりの大学で、知人経由でセミナー講師として招かれて、講演したばかりだったらしいです。

彼女は、複雑な経路を歩み続けています。
帰国子女で、起業して、時を越えて大学生になったことのある人物です。

改めて思ったのです。
東京から来た彼女が私と同じ大学を受けていたら、受かっていて、
きっと今のように話をしていただろうと。

彼女は私が経験しなかった経路にいて、私は彼女と遭遇しました。
もし、彼女が私と同じ大学に気づいていたら……と思わずにはいられません。
近いところにいたという話を聞いて、余計にそう思います。

彼女の経路と自分の経路が交わったのが、地元の大学院でした。
はじめて遭遇したときから、話が尽きない感じでした。

それで、あのとき彼女がいたら、今みたいだったのかな、なのです。


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