SSブログ

〆のスーツの途中 [地元での出来事]

もうやめようとしてから、これで終わりにしようと、〆のスーツで説明会に参加しました。
もう、引き返せないのです。
お目当ての先生と面談しました。
研究計画書を差し出し、目を通してもらいました。
「資格取得しないで、研究をメインにするのは?」
この言葉で、この数年間が報われました。
「若かったら、ぜひ、そうしたいのですが…資格取得しておいた方がいいと考えています」
こう返しました、私は。

地元の大学院は連戦連敗だった大学院よりランク高です。
ここでこの言葉をきけるとは思いもしませんでした。
しかしながら、まだ、合格したわけではありません。

資格取得がメインの受験生は、どこかに合格したら、それで解決していたみたいです。
私は自分の研究計画書にこだわり続けて、
もはや計画書ではなく、論文になっていたことに気づきました。
もっと、やりたいことを自分の言葉で書いてみたほうがいいと助言されました。
たぶん、ほって置いても堅苦しくなるものだからでしょうか。

説明会の日に、東京から来た彼女と会う約束をしておきました。

翌日、久しぶりの彼女は、私が説明会に参加したばかりの大学で、知人経由でセミナー講師として招かれて、講演したばかりだったらしいです。

彼女は、複雑な経路を歩み続けています。
帰国子女で、起業して、時を越えて大学生になったことのある人物です。

改めて思ったのです。
東京から来た彼女が私と同じ大学を受けていたら、受かっていて、
きっと今のように話をしていただろうと。

彼女は私が経験しなかった経路にいて、私は彼女と遭遇しました。
もし、彼女が私と同じ大学に気づいていたら……と思わずにはいられません。
近いところにいたという話を聞いて、余計にそう思います。

彼女の経路と自分の経路が交わったのが、地元の大学院でした。
はじめて遭遇したときから、話が尽きない感じでした。

それで、あのとき彼女がいたら、今みたいだったのかな、なのです。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

〆のスーツ [地元での出来事]

明日、地元の大学院の入試説明会に参加します。
大学教員の元友人に大学院を目指しはじめた頃、説明会の服装はどんなものが相応しいのか質問したことがあります。

「なんでもええよ」
「スーツなんちゃうの?」
「入試説明会やから、入試を受けるか決めかねている人が当然ながらお るから、スーツやなくても、全く問題ない」

電話でこんなやりとりをしていました。
大学教員の意見だし、確かに、一理あると思い、島の大学院の前までは、説明会にはスーツを着て行ったことはありませんでした。

昨夜、明日の説明会にはスーツで行こうという発想が湧きました。
なぜ?スーツなのか、少しずつ、掘り下げました。

連戦連敗に終わった大学院で話し込んだ女子大生が、
スーツだったシルエットが浮かびました。

彼女はあのとき合格していたので、おそらく来春修了のはずです。

この女子大生と遭遇して、次の説明会が島の大学院でした。
島の大学院の説明会の参加者は、スーツ姿の人が多かったのが印象的で、私も女子大生からの縁起かつぎ的に、スーツで参加しました。

確かに、入試説明会なので、スーツでなくてもいいのです。
島の大学院の場合、夏の時期は、面接であっても、軽装で可とわざわざ書いていました。

島の大学院で、軽装だった人は、見当たりませんでした。

おそらく、島の大学院は不合格者の方が少ないので、余所に行く気がないなら、その人にとって、最初で最後の大学院面接になるはずなのです。博士を目指す人もほとんどいませんし。

来春修了するはずの女子大生だった彼女も、私と同じ大学院を受験するまでは、ランクの高い私大なのに、連戦連敗だったと語っていました。
もう、受験を終わらせたいという強い意志がスーツ姿を連想させたのではないかと考えています。

私も、島の大学院の説明会に参加したときは、これで終わりにしたいという思いに溢れていました。

私は、もうやめようとしていましたが、TOEICのスコアアップ講座を受講して、これで終わりにしようという意志が強まりました。

前回、スーツで説明会に参加しようという発想すらありませんでした。
先生が見てどうとかではなく、終わりにしよう、なのです。

だから、スーツなのではないか、つまり、〆のスーツ姿なんだと思うのです。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

独身の日 [地元での出来事]

中国では、本日11月11日を「独身の日」と呼んでいるそうです。
今しがたニュースで知り、ネットを検索しています。
通信販売でセールなどが実施され、お祭り騒ぎの模様です。

私の家族は全員独身です。
母は父が他界したことにより独身の仲間入りを果たしています。
他に、兄、私、妹の家族構成です。

独身の経路はそれぞれで、単純といえば単純で、複雑といえば複雑です。

私の家族ではありませんが、
地元で親しくしている〝東京から来た彼女〟や〝大学の教員の元友人〟も独身です。
結婚する気配も何もありません。

私は結婚適齢期に心が重くなり過ぎて、動けなくなっていました。
そこから回復するのに、相当な時間が必要でした。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:恋愛・結婚

堂々巡り [地元での出来事]

さきほど、TOEICの講座受講を決め、支払いを済ませました。
これまで、運命を左右してきたかもしれないビルの資格スクールではない、もう一つの資格スクールにしました。

決め手は、料金と通学でもウェブでも受講可能なところでした。
運命を左右してきたかもしれないビルの資格スクールは、通学かウェブを分けていて、ミックスすると別料金が発生します。
その上、一万円高いのです。

ここ四年、堂々巡りで、TOEICも、専門科目も、飽きてきました。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

運命的 [地元での出来事]

昨日訪問した建物には、テナントとして、以前ここに書いた『大人の学校』、以前目標スコアが取得できたTOEICコースのある資格スクール、大型書店、私が働きたい社会人向けの大学院が入っていています。

私にとって思い入れの深いビルで、『大人の学校』で好意を寄せていた男性もまだいるかもしれません。

帰り道、志望大学院の知り合いの院生を見かけました。

でも、今回は、TOEICコースの無料体験で、講師がピンとこなかったのが気になりました。

板書のスタイル、見た目、声、性別、で判断すると生理的にダメで、伸びるイメージにならなかったように思うのです。

実績があるスクールなので、受講したらしたで、何とかなっていくはずですが、他校より一万円高いこと、他校の方が自分の目標スコアに絞り込めそうだと気づいたところです。

少し前なら、運命的だとか書いていたことです。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

分岐点をみてきた [地元での出来事]

もう、引き返せないのでしょうか。
これまで、随分、投資してきたなと心に沁みてきました。

午後からTOEIC対策講座の無料体験に行きました。
今回、750点コースを選択しました。

講座を受けていて、無駄なことにも思えてきました。
大学院に行っても、仕方ないような気もします。

大学教員の友人が博士課程後期にいた頃、金銭的な事情、周りの院生より進まない論文、恋愛関係のもつれなどから、やめるかどうかも含め、一旦随分悩んでいたのを思い出します。

結局、友人はやめるとそれまでに注ぎ込んだ学費のもとをとれなくなると吹っ切り、その後、博士号を修めました。

私の大学院のはじまりは、五年前でした。

五年一貫の大学院の説明会に参加しました。
入学しやすく、研究に直結するカリキュラムと第一線の教授陣が魅力的でしたが、心理学の基礎もなく、TOEICのスコアもなく、勉強をはじめました。

五年一貫の大学院の所在地に親しみが湧かず、常に定員割れで、受けたら受かるのが分かっていたので、保留にしました。

当時、社会保険労務士の資格取得をして、独立して生計を立てたかったので、何か資格がとれるような学校を探していました。

それが心理系の大学院でした。
ただ、入りやすくない大学院が多く、受験勉強を最優先してきました。

浪人生活も予想外に長引き、はじめにあった熱もさまってしまい、勉強もやめかけていたところに、島が現れました。

今春入学してみたのですが、住めませんでした。

今は、自宅から通える大学院だけを受験しようとしています。
しかしながら、志望大学院は入りにくいのです。

それで、再び、降り出しに戻り、TOEICを受験するところから、やり直そうとしているのに、全てを終わらせようかという心境も併せ持っています。

引き返すといっても、一体どこに?なのです。

受験を最優先したくて、仕事はギリギリ社会保険に加入できるくらいに短くしてきました。

だから、あの会社を辞めなければ、あったかもしれないキャリアもないのです。

島を後にするときは、休学にして、復学する可能性も十分だったのに、学校という場所を離れると拘束するものがなくて、やめていました。

父が突然他界したにしてもという心情です。

自宅から通えて、島と似たり寄ったりの入りやすい大学院も受けて、いずれにしろ修了に導きたいところです。

無料体験に行って、同じフロアに求人の出ていた職場があり、覗きみしてみたら、私に望ましい環境だなと感じました。

以前ここに書いた『大人の学校』も同じ建物にあります。
しかも、大型書店も同じ建物にあり、私にとって思い入れの深いビルです。

引き返せないのであれば、同じフロアの求人に出ていた職場で働きながら、長期履修システムで修了するという甲斐性がないとできない方向になるかもしれないです。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

再び、受験生に [地元での出来事]

父の初七日の日に受験して不合格だった“緑の巨棟”で冬季試験で募集があるのかないのか、ずっと気になっていました。

十月末にリリースと大学側から案内されていたのですが、されていなくて、TOEICの受験もどうしようかと思っていました。

結局、昨日、募集があるということが夕方頃、公になり、思わずガッツポーズが出ました。

先月末にTOEICを代金決済せずに、申し込みして待機していました。
今日、コンビニで決済しました。

さっき、久しぶりに、島で関わりのあった院生のツイートをみていたら、彼氏ができていました。

島の生々しさに触れて、何かぞっとして、もう二度と行きたくないと思いました。

ただ、作業着姿が素敵で……の男性のことだけが残念だという気持ちに変わりはありません。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

水を得た魚のような場所 [blog]

一昨日、購入した書籍に、本人にとって最適な環境さえ与えられれば、
水を得た魚の如く活躍するという下りが気になって仕方なくなりました。
今も気になっています。
自己啓発の本ではなく、心理学の専門書にあった一文です。
再び受験するのに、役に立ちそうだと確信した、勉強用でしたが、水を得た魚のような場所が一体どこにあるのかという興味が大きくなっています。
友人が教員として活躍している大学院を何回も受験するうちに、その大学の裏話を聞くことが多くなりました。
その中で、ある先生が突然退職したという話の裏側には、学閥があったというカラクリを知りました。
実績もあり、貢献度も高い、その先生は、自分が本気で退職すると伝えたら、引き留められると自負していたらしいのですが、あっさり辞表が受理されて、憤慨したというものでした。
学閥に関係ない大学の出身だから、フォローがなかったらしいのです。
それと、大学で仕事をしてみて、面白かったというのが、根底にあるようです。
何回も応募して、ようやく採用になりました。
講義をききながら、業務を遂行するというTA(ティーチング・アシスタント)に近いものでした。
学生として、大学院に少しだけ通って、やめてみて、振り返ることが多いことに気づきました。
振り返るうちに、なんとなく絵になると思い、書き始めたのです。
島の大学は、書くための大学として、わたしに残されたように思うのです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

さようなら、大学院 [島での出来事]

昨日、郵送で学生証を返却しました。
昨年の今頃は、合格したことで、島で暮らせるのか不安でした。
健康診断の待ち時間に、合格発表をウェブページで閲覧しました。
自分の受験番号をみた一瞬はガッツポーズでした。

休学手続きした頃を振り返っています。
大学院で学位を修めることに魅力がなかったのかもしれません。
あのまま在学していれば、学位だけでなく、資格取得もできました。
こんなふうに、あの町を回想することもなかったはずです。

回想したいことがあったので、また書くことになったのです。
一ヶ月弱でも、学生でいたことで、10年前このブログを始めたときにやっていたことに引き戻された感があります。
作業着が素敵で…の男性がもたらした影響もあるでしょうか。

父のことを予知したにせよ、結局、捨ててしまったのです。
また、大学院生に戻りたいところではあります。
住めない町に、多少知り合いがいます。
そういうひとたちに会いたいとも思います。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

水と砂 [島での出来事]

作業着姿でも素敵で…の男性が島のある地元紙に掲載されていることを知り、デジタル版で出力しました。
人のこころを動かしたいとか芸術家らしいコメントをしていました。
私も、こころを動かした一人です。
作品にまで、目が向いたのは、つい最近です。
もし、芸術家でなかったとしても、見た目だけで、こころは動きます。
それとも、見た目というのは、人に内包されていることも現れているのでしょうか。
紙面にて、あの町の自然環境が好きで、作品に反映されているという話もしていました。
私は、水と砂に興味が湧いて、島の大学院にいました。
作業着姿でも素敵で…男性の作品の深層は、水と砂だったことを知ったばかりです。
私は心理的に、水と砂に引き寄せられました。
作業着姿でも素敵で…の男性は、芸術的に、水と砂に引き寄せられたそうです。
同じ水と砂でも、アプローチも、参考文献も、全然異なります。

このブログを振り返ると
男好きだけど、男性には近寄らないで、終わります。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。